新潟県中越地震に思うこと
2004年10月24日ズタズタの道路
大きく削られた山肌
脱線した新幹線
ぺしゃんこの家屋
そして何より
疲れと苦悩を滲ませた被災者の方々
「水が欲しいです」
「おにぎりを食べた人はごくわずかです」
そんな映像を目の当たりにするだけで
胸が一杯になって感極まる自分がいる
これほどまでに自然災害の脅威をまざまざと見せつけられ
どうしてショックは隠しきれようか
自衛隊や県警などの各関係者たちの
ご苦労も察するに余りあるし
あらゆる『尊さ』を思い知らされる
なのに気づけば
暖かい部屋の中で
お菓子と食事をたらふく摂って
芯から温まるお湯に浸かって
報道番組をかじりつくようにして見ている自分がいるではないか
自分の思いは安っぽいエゴなのか?
偽善者の優越感=自己陶酔なのか?
思い返せば9月初旬
私の住む地域を震度5強の地震が襲った
あれは真夜中
きしむ我が家から着のみ着のまま飛び出して
ゆらゆら揺れる家と電線を呆然と見上げた
その後も余震はしばらく続き
家中の壁という壁にヒビが入った
何週間も音や揺れに敏感になって
なかなか熟睡できずに不安な毎日を過ごした
今もヒビ跡はそのままになっている
でもまだいい
家がある
水もある
電気も
ガスも
そして何よりも
あたたかな家族と命がある
こんなに恵まれた自分から
新潟の人達よ頑張ってください、なんて言えない
一つ言いたいことは
もうこれ以上被害が出ませんように…
ただ、それだけだ
大きく削られた山肌
脱線した新幹線
ぺしゃんこの家屋
そして何より
疲れと苦悩を滲ませた被災者の方々
「水が欲しいです」
「おにぎりを食べた人はごくわずかです」
そんな映像を目の当たりにするだけで
胸が一杯になって感極まる自分がいる
これほどまでに自然災害の脅威をまざまざと見せつけられ
どうしてショックは隠しきれようか
自衛隊や県警などの各関係者たちの
ご苦労も察するに余りあるし
あらゆる『尊さ』を思い知らされる
なのに気づけば
暖かい部屋の中で
お菓子と食事をたらふく摂って
芯から温まるお湯に浸かって
報道番組をかじりつくようにして見ている自分がいるではないか
自分の思いは安っぽいエゴなのか?
偽善者の優越感=自己陶酔なのか?
思い返せば9月初旬
私の住む地域を震度5強の地震が襲った
あれは真夜中
きしむ我が家から着のみ着のまま飛び出して
ゆらゆら揺れる家と電線を呆然と見上げた
その後も余震はしばらく続き
家中の壁という壁にヒビが入った
何週間も音や揺れに敏感になって
なかなか熟睡できずに不安な毎日を過ごした
今もヒビ跡はそのままになっている
でもまだいい
家がある
水もある
電気も
ガスも
そして何よりも
あたたかな家族と命がある
こんなに恵まれた自分から
新潟の人達よ頑張ってください、なんて言えない
一つ言いたいことは
もうこれ以上被害が出ませんように…
ただ、それだけだ
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